お大師様は 「いつまでも枯れ木は枯れ木のままではない。時が来ればきっと花が咲く」 とおっしゃっています。秋から冬にかけて葉が落ち、寒風にさらされている梅、桜、桃の木々はもう二度と緑の葉を出さない枯れ木かと思えます。 しか …
鈴虫の 声聞の庭に 祈りあり 猛暑の夏も終わり、鈴虫の声が境内に響く読経のように聞こえます。秋の豊作と亡き人びとへの供養という二つの「祈り」が詠み込まれています。声聞(しょうもん)とは仏法を伝える僧侶のことです。鈴虫の声 …
今回の『さいの河原』は ①令和7年9月21・23日 秋のおひがん法要 厳修 ②10月26日(日)さいの河原清掃奉仕のご案内 ③暮らしの中の仏教語「縁起(えんぎ)」 ④お大師様のお言葉 「哀れなる哉 哀れなる哉 復、哀れな …
住職が愛宕山弘正寺に「さいの河原」の造営を始めて、50年近くになります。以来、老若男女、多くの方々が参拝に来られます。 中には 「とりあえず水子供養をして下さい」 という方もおられます。 しかし本堂に入り、一緒に合掌して …
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