真言宗 弘法大師の御教え12

私たちの手は、それぞれの指が一体になっ

 

て動いています。親指には親指の、人差し

 

指には人差し指の役割があります。

 

私たちが手を使って、何かをするときには

 

この一本一本の指が、協力して働いてくれ

 

ます。右手がかゆいときは左手が掻き、左

 

手が痛むとき、右手がさするのです。

 

手だけでなく、頭や足、胴体、脳や内蔵が

 

一体となって、私たちの体を形作り、動か

 

し、働いています。

 

これが「生きる」ということあります。

 

そして「生きる」ことには「あるもの

 

が必要です。

 

その「あるもの」とは「いのち」です。

 

生きとし生けるものは、この「いのち

 

が必ず存在します。

 

右手も左手も、足も頭も胴体も、脳も

 

内臓も「いのち」を共有しながら「

 

きる」ことを成立させているのです。

 

いのち」を共有しながら

 

人間の身体として手足、頭、胴体、脳

 

内臓が共存し「生きる」ということ、

 

この有り様を「曼荼羅(まんだら)」といい

 

ます。

 

 

 

 

 

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