水子供養について14

以前、他の動植物と同じように「いのち」を有している人間だけに

 

祈り」という行為ができる、「祈る」ことができると記しました。

 

人間以外の動植物には「祈る」ことはできません。

 

言い換えれば「祈り」という行為があるからこそ

 

人間は「人間」であるのです。

 

ではどのようなときに私たちは「祈る」のでしょうか。

 

祈りを捧げる」といった表現があります。

 

「捧げる」という行為は

 

○神仏や目上の者へものを献上する。

 

○自分の持っているものをすべて相手に差し出す。

 

ことを意味します。

 

「祈りを捧げる」とは神仏に対して、自身のまごころをすべて差し上げることです。

 

お地蔵様として祀られた我が子に手を合わせ

 

祈りを捧げておられる親御さんのお姿に私は

 

「祈りを捧げる」ことの尊さを教えていただいています。

 

 

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