真言宗 弘法大師の御教え6

真言宗では「祈願文」というお経があります。

 

至心発願(ししんほつがん)」  真心を持って祈ります。

天長地久(てんちょうちきゅう)」 宇宙が永遠に存在し

即身成仏(そくしんじょうぶつ)」  すべての人がこの身このままで仏様になり

密厳国土(みつごんこくど)」  この世が仏様の世界となり

風雨順時(ふううじゅんじ)」  天地宇宙が順調が進み

五穀豊饒(ごこくぶにょう)」  農作物が豊かに実り

万邦協和(ばんぽきょうわ)」  この世が平和で

諸人快楽(しょにんけらく)」  人々が幸せであって

及至法界(ぎゅういほうかい)」  世界であまねく

平等利益(びょうどうりやく)」  仏様の恵みが平等でありますように。

自分自身とこの世の永久の幸せを願うために

この「祈願文」をお唱えします。

 

この祈願文は弘法大師空海様、お大師様の御教え、御心そのものであります。

 

弘法大師空海様、お大師さまが高野山奥の院の御廟で

今もご修行をされている信仰を大師信仰と言います。

 

大師信仰とはお大師様がありがたくも私たちの幸せを願って下さることへの感謝であり

祈願文を唱えることは、大師の御心を感得するこであります。合掌

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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