お盆を迎える その2

この目連尊者のお話は、『盂蘭盆経(うらぼんきょう)』という経典に説かれています。

そして、この「盂蘭盆」が「お盆」の語源の由来であります。

「地獄に仏」のことわざもありますが、

苦しい時、辛い時に救いの手を差し出されることほど、有り難いことはありません。

お盆の意義は、先祖、亡き父母の供養ですが、そのおこないを支えているのが

仏様の心「慈悲」であり、大切なものを分け与えんとする「布施」の心です。

至心合掌

 

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