「彼岸」と「日願」

コロナ禍もあり、今月のおひがんは、20日・23日と法要を分散して厳修致します。

おひがんが、四季のある日本独自の仏教行事であると、以前にもこの投稿欄や教報『さいの河原』、また法話でお伝えしています。

この「ひがん」は漢字で「彼岸」ですが、「日願」とも書く解釈があります。

おひがんの中日には、太陽は真西に沈み、その先には仏さまのおられる西方浄土があるとされました。

そこで、各地にその夕日を合掌して拝み、亡き方々を弔うことを「日願」とする信仰が生まれたのです。

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