謹んで新春をお祝い申し上げます。
旧年中は檀信徒の皆様には大変お世話になりました。厚く御礼申し上げます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。新年の初供養・初祈願を元旦より厳修しております。当日、弘正寺にご参詣の方々のみならず、全国各地の方々のお申し込みくださったご供養・ご祈願を勤めております。
そもそも神様や仏様のような「大いなる何か」に自らの心を、偽りなく伝えることが「祈り」であります。そして、この「祈り」は、私たち人間だけの行いと言えましょう。動植物が何かに祈ることはありません。言い換えるならば、「祈り」を勤めることは、人間としての証しを立てることです。
そしてこの「祈り」のすがたかたち、その内容は様々です。私たち同じ人間でも一人一人が違う存在であるように、その心もまた異なります。「祈り」も人それぞれ違って当然です。
新年を迎え、お申し込みいただいた方々の「祈り」に思いを馳せながら、初供養・初祈願に勤めております。至心合掌