今月初めには、さいの河原万体地蔵尊、秋の大祭が厳修されました。それに先立ち、さる１０月２７日は毎年恒例のさいの河原清掃奉仕が行われています。檀信徒の方々が、お地蔵様一体一体に前掛けをつけるという大変な作業に、ご奉仕下さいました。
「この作業はきつく、つらいものですが、亡き我が子のお地蔵様だけでなく、何体もの他のお地蔵様にも前掛けをつけることで、なぜか、このさいの河原そのものが、大きな一体の仏様であるような不思議な感覚となります。ありがたいことです」
とおっしゃった、とある檀信徒の方に、「親」としての真のお姿、そして「菩薩」のお姿を拝する思いとなりました。そして、あらためて万体地蔵尊一体一体にこの前掛けをつけるという大変な「作業」は、「菩薩行」なのだと深い感銘をおぼえるのです。ご賛同いただいた皆様、本当にありがとうございました。
今回、万体地蔵尊の前掛けを奉納くださった方々は、豊田市安藤様、豊橋市荒巻様、一宮市渡辺様、岡﨑市清水様、寺田様、松井様、安城市葛原様、その他県内外の方々です。１０月２７日当日にご参加いただいた方々は、安城市葛原様、岡﨑市都築様、加藤様、小野様、寺田様、松井様、両角様、酒井様、武田様、牧様、大田様、藤本僧正です。至心合掌