真言宗 弘法大師の教え22

不二家というお菓子の会社があります。「不二」を「ふじ」と読む場合は、二つとない、唯一無二、一番と言った意味です。商品の味を表しています。

元来仏教では「ふに」と読みます。異ならないこと、差別のないこと、対立するものごとは根本は一体である、という意味です。

私たちにとって仏様は遠き存在ではなく、傍に居られる身近な存在であります。

私たちと仏様は常に「不二」の関係であること、それは悩み多き私たちの傍にはいつも仏様が居られるということ、その実感は大きな心の安らぎ、安心(あんじん)となります。合掌

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