8月13~15日 万灯会 灯明供養

以前もご紹介いたしました一首の歌です。

 

阿字の子が阿字の古里 立ちいでて

 

また立ちかえる阿字の古里

 

この歌はお大師様のお弟子の智泉大徳

 

という方が惜しくも37歳で高野山で

 

亡くなられた時にお大師様が詠まれた

 

歌であります。

 

我が子のように後継者としてお育てに

 

なった智泉大徳との別れでありますが

 

この歌には真言宗の、お大師様の根本

 

の御教えが表されています。

 

この世のすべてのものは、大日如来の

 

尊い「いのち」の子であり、生まれ

 

この世を生きて最期は仏様の古里に

 

帰って行く、「死」は永遠の別れでは

 

ない、古里へ帰っていくのだ、また

 

再び会うことが叶うのだということです。

 

幼きお子様も一緒であります。また

 

再び阿字の古里で会うのですから、

 

そのときまで自分はどう生きるべきなのか

 

を考え、亡き我が子を前にして親として

 

どう生きたかを胸を張り、伝えることが、

 

もっとも尊い供養でありましょう。

 

万灯会  灯明供養 8月13~15日 

 

     供養料 5000円

 

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