彦(ひこ)と姫(ひめ)

七夕の織り姫と彦星のように、昔から「彦(ひこ)」は男子を、「姫(ひめ)」は女子とされます。

もとは彦は日子(ひこ)であり、姫は日女(ひめ)、「人」という字を「ひと」と発音するのは「日土」に由来します。

太陽を偉大な神として、「ひこ」や「ひめ」や「ひと」は、その神から生まれたとする信仰が日本にあります。

また真言宗の総本尊の大日如来(だいにちにょらい)という仏さまには、太陽の特性に喩えられる3つの功徳がおありです。

当然、太陽の光(エネルギー)によって私たちは生かされています。

ですから「彼岸(日願)」は、この太陽の光(エネルギー)を感じ、大日如来の功徳を知る良い機会とも言えます。至心合掌

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