経典には「十方の僧に施食して食物が餓鬼の口に入る」と
説かれています。
すなわちお坊さんが食しているように見えるが、その口を
通して餓鬼の口に入るのです。
『宇治拾遺物語』(うじしゅういものがたり)には
母親亡き後、三年間にわたり、京都愛宕で悼んだお坊さんを
供養したことによって
「餓鬼・畜生・とら・おほかみ・犬・からす・よろずの鳥獣ども」が
餓鬼の苦しみから救われた、とあります。
つまり、おせがき法要は「すべてのいのちの供養」であります。合掌
7月2日、3日 おせがき法要
時間 午前11時 午後13時より
志納料 一霊 5,000円