水子供養について9

真言宗の「真言」は、真実の言葉、真実を語っている言葉。仏様、菩薩様の意味の深い言葉という意味です。

 

真言宗は異称として「真言陀羅尼宗(しんごんだらにしゅう)」とも言われます。

 

仏菩薩の言葉として、真言は短いもの、陀羅尼は長いものとされます。

 

そのもとはインドのサンスクリット、梵語であります。

 

水子供養の御本尊様である地蔵菩薩、お地蔵さんのご真言は

 

 おん かかか びさん まえい そわか

 

とお唱えします。

 

「おん」とは帰命、身命を投げ出して従うこと。

 

「か、か、か」の「か」とは、お地蔵様のすべて、お姿やご利益を一字で表したもので

 

これを種字といいます。

 

」という種字を三度唱えることで、お地蔵様の功徳におすがりするのです。

 

びさんまえい」とは讃嘆、ほめたたえること。

 

そわか」とは成就するの意味です。

 

ありがたい功徳のあるお地蔵様に従い、讃え願いを成就させます。

 

と訳せます。

 

真言は、解釈にこだわり頭で考えたりせず、

 

ただただ一心にお唱えすべきでありますが、

 

時にはその真言の意味をかみしめることもことも大切です。 

 

合掌

 

 

 

 

 

 

 

 

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